どーも、ズボラ主婦のまるママです。
2023年も残り2カ月で終わりますね。
今年も、NISA枠120万円分使い切るために購入したものがあります。
年初に個別株を買いあさっていたのですが、ずっと気になっていた毎月配当金が貰えるETFのQYLDを購入してみました。
なんと利回り10%以上!高配当ETFで有名ですよね。
2022年10月に、QYLDの株価が15.39ドルと底をつき、そろそろ買ってみようかと思い購入してみました。
数年前は、YouTube動画ではQYLD最高という動画も多かったのですが、株価が伸びない銘柄なので含み損を抱えてる人も多いようです。
結論からいうと、毎月配当金が貰えるので購入してよかったです。
では、QYLDとはどんな特徴があるのでしょうか?
超高配当ETFのQYLDの特徴
GlobalX社が運営する、カバードコール戦略を取っているETFです。
ナスダック100指数の現物株式を保有しています。
ナスダック100指数は時価総額上位100社の時価総額加重平均によって算出されます。
アメリカを代表する起業が入っています。
コールオプションを売ることにより高い分配金の原資を得ています。
ナスダック100指数の値上がり益を得る代わりに、その値上がり益を配当金で得るETFです。
カバードコール取引とは?
カバードコールとは、オプション取引のひとつです。
オプションとは「権利」のことです。
権利に対してつけられたプレミアムとよばれる価格を取引します。
「権利」には、買う権利と売る権利があります。
買う権利はコールと呼びます。
売る権利はプットと呼びます。
オプションには4通りの取引があります。
1、コールの買い
2、コールの売り
3、プットの買い
4、プットの売り
わかりやすくコールオプション取引を身近な例で例えてみます。
たとえば、焼肉屋さんとお肉の卸売業者を例にして説明したいと思います。
![](https://marumama1.com/wp-content/uploads/2023/11/meat-3359248_640.jpg)
焼肉屋さんが、年末に向けて牛肉の価格が上昇する可能性があるというニュースを聞いたとします。
通常、牛肉は牛1頭100万円のところ、今年の年末年始は120万円になりそうです。
そこで、焼肉屋さんは取引のある卸売業者に相談すると、
3カ月後の1月の牛購入を仮予約しませんか?と提案されます。
牛1頭につき1万円払えば1月の購入代金は100万円でいいですよ。
ただし予約金として、1万円お支払いいただきます。
いつでもキャンセル可能ですが、予約料1万円は返金しません。
そこで焼肉屋さんは、今年の牛は120万円以上値上がりしそうだから1万円で予約しようと考えました。
焼肉屋さんは3ヶ月後に100万円で牛1頭を買える権利を1万円で購入します。
卸売業者は3ヶ月後に、牛1頭を100万円で販売する義務を1万円で販売します。
つまりコールオプション取引とは
買い手は商品を事前に決められた金額で買う権利を購入すること。
売り手は商品を事前に決められた金額で売る義務を販売すること。
ということです。
QYLDのコールオプション取引とは?
![](https://marumama1.com/wp-content/uploads/2023/11/conclusion-of-contract-3100579_640.jpg)
たとえば、
NASDAQ100インデックスファンドを100万円購入したとします。
1か月後、このファンドを110万円で買える権利を販売します。
オプションプレミアムとして3万円を得る仕組みです。
つまり、原資産を保有しながらコールオプションを売るもので、行使価格以上の値上がり益を放棄する代わりにオプションのプレミアムを受け取るという戦略です。
値上がり益を放棄する代わりにオプションのプレミアムを積み上げてきます。
逆に、NASDAQ100インデックスファンドが値下がりして90万円になったとしましょう。
権利保有者は100万円で株式を買える権利をもっています。
しかし、マーケットで90万円で購入できるので権利を放棄します。
QYLDは値下がりした元本90万円とプレミアムの3万円を獲得します。
若干損失がカバーできています。
QYLDのメリットとデメリット
実際にQYLDを購入して感じたメリットとデメリットをお伝えします。
メリットとデメリットがありますが、毎月の収入が欲しい人にはUSドル収入が入るのでぴったりだと感じました。
メリット
1、投資額に対して分配金が多い(購入した時期ににもよります)
2、毎月分配金がもらえる
3、株価の上下に関わらずプレミアムを受け取れる
4、ETFなので気軽に購入できる
デメリット
1,経費率が0.6%とやや高め
2、株価が上がりにくい、キャピタルゲインは見込めない
実際のQYLDを購入してもらえた配当金額、運用結果
2023年11月は税引後、
特定で9株保有 1.09USドル
NISA枠で21株保有 3.15USドル
合計4.24USドルもらえました!
150円のレートで計算すると、約636円となります。
これを毎月もらうと仮定すると、年間で約7,632円です。
よし!株数を増やしたいと思います。
今後の方針やまとめ
実際にQYLDを購入してみたら思ったより配当金をもらえたので、株価が下がった時にコツコツ買い増ししていこうと思います。
私は毎月USドルの収入も欲しいので、ポートフォリオに組み込んでもよいと感じました。
将来の年金がもらえるか不安な方や毎月の配当金額をアップしたい方、USドルの収入が欲しい人にお勧めだと感じました。
ただしもちろん投資にはリスクがあるので自己責任でしてみましょう!
![](https://image.moshimo.com/af-img/0656/000000066413.png)
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